【セミナーの概要】
製造業に携わる皆様にIoT化を想定して、実際にArduinoマイコンとセンサーを使った電子工作と、PCでの可視化を実施。教材のマイコンとセンサーは、すべてお持ち帰りしていただき、現場で活用していただくことで、技術者の育成を目的としたセミナーです。
DHT11_温湿度センサーimages.jpg温湿度センサー
【対象者】
・製造業でIT知識が少なからずあり、業務改善に携わる方
【カリキュラム】

1.IoT基礎
2.開発環境の整備(Arduino)
3.プログラミング基礎
4.IoTセンサー技術入門
5.センサープログラミング基礎
6.データ分析の基礎
7.IoTシステム構築
8.AIの基礎

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【ポイント】
ハンズオンセミナーで、製造現場でのIoT化を想定して、Arduinoマイコンとセンサーを使った基本的な使い方を基礎から学び、センシングしたデータをツールを使って可視化し業務改善に役立てるカリキュラムを作成しました。教材のマイコンとセンサーは、すべて持ち帰りいただけたので、現場で再実験や復習、さらに使うために現場レベルで検討ができます。センサーは、光センサー、音センサー、傾斜センサーなどがあり、サーボモーターやLED、ブザーといった出力までそろっていますので、多種多様な工場で使えるものとして考えました。特に製造業をターゲットにしているため、赤外線距離センサーを用いた実習もあり、製造個数のカウント等使用できます。
この講座では、可視化のツールとしてMicrosoftのPowerBIを用い、Arduinoから取り込んだデータを可視化することを行いました。
一般的な可視化ツールのPowerBIを用いることで、Excelとの親和性も高く、既存データを流用することができます。

IoTを実践するには、このようにスモールスタートアップを弊社では推奨しています。個々の会社ごとにやり方が違いますので、自社にあったやり方を自ら考えていただくことに意味があります。
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